インテグラDC5 乗車定員2名公認→純正4名戻し

妻です。車検のついでに、2名公認だったインテグラを純正4名乗車に戻してきました。

目次

はじめに

妻は友達が少ないので、インテグラには基本1人、たまに2人しか乗らないので2名乗車で不便なく暮らしていました。
ところが数少ない妻の友達に、M太郎くん(仮)が生まれるとのこと。おめでとう!

あれ?椅子が足りないぞ…

というわけで、2名公認→純正4名乗車戻し をしてきました。

素人が調べたことです。考慮の上ご覧ください。

4名乗車戻しに必要なこと

まず、NALTECの審査事務規定によると乗車定員は下記のように定められています。

7-123 乗車定員
乗車定員は、運転者席、座席、座席に準ずる装置及び立席の定員の総和とする。

インテグラは立席がないのでそのまま座席の数が定員となります。フツーですね。
座席は部品取りインテグラからもぎ取ったシートとシートベルトを使いました。純正なので安心です。

乗車定員変更でチェックされるのは下記の項目です。

  1. 7-44 座席ベルト等
  2. 7-42 座席
STEP
7-44 座席ベルト等

立ち席があるバスなどは別ですが、基本的には20km/h以上で走行できる自動車(シートベルト規定以前の車は除く)はすべての座席に座席ベルトが必要です。

座席ベルトに求められるのは下記のいづれかの条件となります。
① 指定自動車等に備えられている座席ベルトの取付装置と同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられた座席ベルトの取付装置
② 法第 75 条の 2 第 1 項の規定に基づき指定を受けた特定共通構造部に備えられている座席ベルトの取付装置又はこれに準ずる性能を有する座席ベルトの取付装置
③ 法第 75 条の 3 第 1 項の規定に基づく装置の指定を受けた座席ベルトの取付装置又はこれに準ずる性能を有する座席ベルトの取付装置

純正のシートベルトを使用すれば①に適合します。

STEP
7-42 座席

座席の基準はめまぐるしく変わっているので、自身の車がどの年式かをみて、現在の規定もしくは、従前規定の適用①~⑪から選んで確認する必要があります。

インテグラは従前規定の適用⑥でした。
関係する部分で現在の規定と違うところは、座席の幅(現在の規定:400と従前規定⑥:380)くらいです。

よく「フルバケだと通らない」と言われている話は下記の「7-42-10-1-2 書面等による審査」に記載されてます。

(1)が、シートレールとシートについての強度を保証しないといけない(メーカーをそろえて保安基準適合試験成績書(強度証明書類)を入手する)話です。
(2)が、フルバケの背面がむき出しになっている場合に、後部座席の人員保護に引っ掛かるというものです。

(3)に記載のあるように、純正のシートであれば(1)(2)に適合するので、運転席は純正シートに戻しました。
2名公認であれば(2)は気にする必要はあるません。

構造変更

ユーザー車検同様に、陸運局にもっていって構造変更します。
予約は「構造変更」で予約を取ります。(自動車検査インターネット予約システム)

まずはユーザー車検同様に受付し、重量税の支払いや自賠責購入などすませ、
ユーザー車検同様に検査レーンで検査を受けます。
灯火類の検査開始時、検査員さんに書類を渡すときに乗車定員変更であることを伝えると、
自動車検査表に「定員変更」「2→4」と書いてくれます。無事に一発で車検を通過しました。

検査レーンで合格をもらったら、次は測定レーンに行って車体の寸法測定、重量の測定をします。
このときに後部座席やシートベルトの確認をしてもらい、乗車定員の確認をしてもらいます。
下記の「自動車検査表2」の用紙を測定レーンの検査員さんに記載してもらいます。

検査レーンでハンコをもらった「検査表1」と測定レーンで記入してもらった「検査表2」を
測定レーン横の事務所?公認改造のときに相談にいったりする小屋に提出します。
小屋でしばらく待っていると、下記の「審査結果通知書」をもらえます。合格ですね!

これで検査はすべて終わりです。
受付に提出して、新しい車検証とシールをもらいます。

完成

無事に2名公認→乗車定員4名もどしが完了しました。これで3人で乗れますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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