ダブルキャブの荷台に幌を架装しました。

我が家のファミリーカーであるトヨタ ダイナのダブルキャブトラックの荷台に幌を架装し、常設テントとして運用しようと計画。

実家の近所にあるトラック幌、テント倉庫の設計施工を行っている、『不二シート軽工業』様に依頼して製作いただきました。

その製作の流れや実際に出来上がった幌の運用方法について記録を残したいと思います。

目次

はじめに

軽トラックくらいの車格であれば、各社荷台サイズはほぼ同じで、ユーザー数も絶対的に多く簡単に荷台幌が手に入るかと思います。

しかし、我が家のファミリーカーであるダイナは希少な荷台サイズで、しかも一方開。既製品を探すだけ無駄かな、と思い初めからワンオフでの製作を依頼する運びとなりました。

読者様

どうやって業者を探したの?

筆者

Googleで『トラック 幌』と検索しました。

メールや電話にて連絡を取り、予定を合わせていただき、採寸と詳細打ち合わせのために現車を持って伺うことになりました。

所望の諸元について

幌とはいうものの、常設の宿泊用テントのようなものを想定しており、
業務用途ではなく、完全に趣味での使用ですのでその旨をしっかり伝えられるよう要望を準備しました。

  • 全高からはみ出たくない。(立体駐車場対策)
  • 跳ね上げ式のゲートがいい。
  • 窓が欲しい。
  • 出入り口のゲートにはガスダンパーを装着し、解放状態の姿勢維持する様にして欲しい。
  • 内側から鍵を掛けられるようにしたい
  • 詳細はいい感じに・・・

───と、ざっくりとした要望を準備。

採寸も現地で行いますが、念のため車両寸法図も持っていきました。

車両寸法図

現地で幌骨の固定や、幌布の固定に関する相談などを行い、後日車両を預けて施行して頂きました。

完成!じゃーん

いきなりですが完成しました。

オーニングも持ち込みで付けていただきました(ちゃんと事前に打診してありますよ!!)

当然ですがオーダー通りピッタリの寸法でビシっとした出来上がりでした!

『イイ感じに』と伝えしたら幌の裾を長めにしていただき、水しぶきが入らないように工夫してくれました!

また、結露防止のために内側にアルミ蒸着の薄手の断熱材を仕込んでくれるなど、こだわりがたくさんありました。

色々相談に乗って下さり、本当によくしていただいた不二シート軽工業様にはとても感謝です。
お値段に関してもすごいお手頃でした。20万円前後とだけお答えしておきます。

詳細なお値段はSNSの方から聞いてもらえればお答えします。

運用

早速、完成した幌を使って旅行すべく有給の準備と荷台のベッド構築を行いました。

ミスミの45mm角アルミフレームです。

ミスミのアルミフレーム筐体設計ソフトを用いて筐体の検討をしました。
簡易的な解析機能もあり、私と奥様が乗って壊れない程度の耐荷重をクリアできるように考えました。
固定方法は荷台に孔を開け、アルミフレーム用の埋め込みボルトを刺し、荷台裏側にナットで固定という感じです。

ミスミでショートパーツ込みで6万弱掛かりました。お金持ちではないので、財布がギリギリアウトでした。破産。

シンデレラフィットとはまさにこのためにある言葉です。

セミシングルサイズのマットレスを2つ並べるとダイナの荷台にジャストフィットします。

締め

快適な睡眠こそが良距離移動のためには必要不可欠です。ですのでかなり頑張りました。

実際、寝床としてはかなりレベルが高く、快適に睡眠できています。一生寝ていられるまであります。
車中泊と違って、運転する空間と就寝する空間が別なので気分がいいです。

夏場の運用では気温がかなり問題になりますが、それは追々解決しようと思います。

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