ミライース 夏の軽耐久参戦

押忍。

クソ暑い中、4時間半の過酷な耐久レースに挑んできました。
参戦記録をここに記します。

目次

はじめに

以前、4月に参戦したヒーローしのいサーキットの『ヒーローチャレンジ』ですが、
今回は第2戦ということで満を持して参戦してきました。

初めに言いますが、結果はまたビリでした。
今回もいくつかトラブルはあったものの、完走するという目的は果たしました。
今後に向けて課題の洗い出しができたと思っています。引き続き頑張ります。

この記事のメインネタは、
前レースの反省を織り込んだ車両の改善、レース進行の改善です。

それでは是非お読みください

前回からの改善点:車両編

CVTの冷却に関する事項

主な内容は記事にして公開済みですが、CVTオイルの冷却のためオイルクーラーを設置しました。
取付の効果・・・最強でした。高い金かけてよかった。

前のレースは最高気温25℃240分耐久(内30分が赤旗ストップ)
①終盤でCVTから異音が出たこと(ミャーーーーーーーって鳴り始めた)
②思わぬところでレブリミッターに当たったこと(滑ってる?)
という事象がありました。

今回では最高気温37℃270分耐久でフィーリングや音に変化なく走りきることができました。
また、部品の選定、配管類の作成を私のノリで決めましたが油漏れや他部品との干渉もなく、
レースの舞台で活用できたことがとても嬉しかったです。

ドライバーの冷却に関する事項

以前は走ってると少し汗ばむ・・くらいで済んでおりましたが、
今回は酷暑の予報
ドライバーの熱中症対策や、集中力を維持する観点からも以下の対策を実施。

①シートに後付けする送風装置の取付け・・・(シートクーラー?)
これはネットショップ等で売っている製品を取り付けました。
効果としては『あった方がいい』といったところです。
通気性皆無のフルバケットシートではこういった送風装置があると、汗による集中力の低下を抑制し、ドライビングに集中できました。

②走行風取り込みのダクト取り付け・・・
これは効果がかなりありました。コレ無しでは夏はやりきれないというレベルです。
ダクトの取り回しや固定方法によってはレギュレーションに抵触する可能性があるので詳細については控えますが、費用対効果は莫大でした。

コースの周回方向によっては全然風が入らないことも考えられます。車体の左右どちらからダクトを引くかはコースレイアウト等を鑑みて取付が必須です。

CVTオイルのグレードアップ

詳細をテストしたわけでは無いので、先に記載したCVTクーラーによる効果なのかどうかが不明ですが、
今回はTOM’Sのスポーツ走行用CVTフルードを使用しました。

TOM’Sって書いてあるから多分いいオイルなんだと思います。不具合等無かったのでミライースも喜んでいると思う・・・

多分いいやつ。メルカリで買った。

前回からの改善点:レース進行編

如何せんレース経験が無いもんで、前回は本当に適当に色々やっていました・・・
今回はレースの記録・データを残すことやピットでバタバタしないことを目的に細々とした改善を織り込みました。

燃費・給油タイミングのことやタイヤの空気圧、ドライバー走行時間のマネジメントなどなど。

①チェックシートや記録用紙を作成し、ドライバーピットに入るたびに空気圧の測定、タイヤ表面温度を測ったりしました(意味あるのかは知らんけど)

②チームで統率の取れた動きが取れるようにチームのタイムスケジュールを作成し、
集合から解散まで迷わないで動けるようにしました。

そのおかげか前のレースよりピットがバタバタしませんでした。多分これでちょっとくらいは周回数増えると思っている。

次回に向けての改善点

他の先輩参加者の方々から美味しい情報をたくさん教えていただきました。

まず、ウチのミライースはバネレートが高すぎる。車高が低すぎる、とのことでした。
その指摘に対して、現状品のバネからレートの低いものを用意し、テスト走行を行ってみようと思います。
その際に車高を再調整してフィーリングやタイヤの使い方を見てみようと思います。

次にもう少しキャンバーがあったほうがいいとのご指摘がありました。
以前のレースではキャンバーボルトを使用しておりましたが、縁石と相性が悪くズレまくる・・・。
今回のレースには間に合いませんでしたが、秘密のワンオフアッパーマウントを次戦では使おうと思っています。
私の設計で3Dプリンタを使用して何水準か作ってみて良さげなものをアルミ切削してもらいました。

次戦で使うぜ!キャンバーとキャスターをたくさんつけました。

レース進行に関して、やはりドライバー – ピット間で通信手段があった方がいいとのことでした。
確かに欲しいな・・・とは思っていました。
しのいサーキットはサインボード出す位置がシケインに近く、あまりよそ見できる余裕がないというコンプレインがあります。
最大限ドライビングに集中できるように無線を導入することにしました。

筆者

見づらいサインボードと、聞こえずらいインカムは危険とアドバイスくを頂きました。
友達を事故らせたくないのでより安全にドライビングに集中できるようここはしっかりお金を使っていきます。

必死にサインボードを出すひまわり組

あとは・・・ドライバーの成長でしょうか・・・。
今回のレースをもって、僕が呼び集めた友人たちは全員レース経験を積んだこととなります。
みんな最初はおっかなびっくりなペースで走っていましたが、終盤には他ドライバーとも引けを取らないタイムが出るようになってきました。
あとはその精度を高めること、イレギュラーへの対応能力をつけることでこのチームは成長するかな、と思っています。

おわりに

結果だけを見るとダントツビリですが、今回のレースでも学ぶことはたくさんあったと思っています。

次戦に向けてクルマの準備、レース進行の準備、ドライバーの走行練習などたくさんこなしていつかは表彰台に乗りたいと思っています。

ぜひ #27 ひまわり組 を応援してくれよな!!

以上となります。ありがとうございました。

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