ミライース CVTオイルクーラー取付け

アース

先日のレース終盤でCVTから悲鳴が聞こえてきたので熱に関する対策していきます。

目次

はじめに

前日、シェイクダウンで1戦耐久レースに出場してきました。
無事完走できたものの、終盤にはCVTからミャーーーーーって音が発生。

高負荷状況で走り続けたことによる温度の上昇、オイルの潤滑性能低下が異音の原因と推定しました。

今回、夏のレースに向けて冷却性能を獲得するため、
・信頼性のある部品で
・圧損の少ない経路を確保しながら
オイルクーラーを取り付けていこうと思います。

部品の選定

オイルクーラーなんてものはいくらでもパチもんは存在しており、安くしようと思えばいくらでも安く取付ができます。

しかし、このクルマは耐久レース車両ですので各部信頼性はなるべく確保したい。
友達に金出させて走ってもらうクルマなのでしょうもないことでストップしたら困る。

上記理由より、コアはセトラブ、フィッティングはランマックスで揃えていくことにしました。

もともとCVTフルードはラジエター下部のヒートエクスチェンジャーに繋がっていますが、それは排除し、新設で空冷式のコアを取り付けていきます。

ミライースの純正ホースの内径は8mmなので、まずはその耐油・耐熱ホース、
そこからAN規格のメッシュホース、クーラーコアという感じで接続していきます。

クーラーコアとフィッティングたち
ホース類とフィッティング

ナンバープレートくらいの幅としてコアを選択し、純正のバンジョーボルトサイズのバンジョー、AN6サイズのニップル、他ショートパーツを買い揃えました。

バンジョーの径はは12ミリ、ホース径は8〜9ミリで揃えます。この辺を使いました。

取付

まずはフロントセクションをバラバラにしていきます。
ラジエターも取り外して配管の経路を探っていきます

メンバーの交換もしたので今回はかなりバラバラになっています。

バンパー外したり付けたり繰り返して、クーラーコアの位置、配管の経路、フィッティングの角度、無理のない取り付けを考えます。

なるべく経路は最短で、エンジンの揺動による影響の無いように。油漏れてコース清掃のお金取られても困ります。

純正のCVTオイルライン取り出しチューブからは内径8mmのホースを使って取り出します。

どっちが戻りなのか分かりませんがこっちはスペースの問題上バンジョーを使ってライン取り出しをします。
AN6のホースでそのままクーラーコアまで引きます。

ホースはメッシュがほつれないよう気を使って切る必要があります。

安かったけど結構良かったです。

ホースはこんな感じの見た目となりました。
エキマニ付近をルーティングさせるので、エキマニには遮熱用のバンテージを巻き、ホースにはコルゲートチューブを巻いてあげました。

クーラーコアは振動対策のために分厚いゴムワッシャーを噛んで取り付けします。

製作したホースを取り付けエンジン始動、油が流れてるのかどうかよくわからないので温度が上がれば流れているだろうということでオイルクーラーの取り付けは成功したと判断します。

おわりに

とりあえず高い部品買って取り付けまでなんとかやり切りました。

合計金額は6万円くらいかかりました。もう金欠です

本当はインラインで温度取ろうと思ってアタッチメントも買いましたが、センサー取り付け部分で断面積がかなり狭くなることと、なんかオイルがめちゃくちゃ漏れるのでやめました。
今後、オイルパンの方にCVTオイル温度計をつけてあげようと思います。

筆者

正直オイルの温度なんかやばくてもレースになったら走るしか無いと思っていますが、モニターするのはいいことかと思います。

以上となりますが、また引き続きミライースのレーシングモディファイは続きますので以後お楽しみに!

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