世界一優しい950登録の解説。

にぱー☆オタクなのです

色んなクルマでトレーラーが引きたくて、色んなクルマで950登録をしてきました。
どうぞご覧ください。

目次

はじめに

以前ロードスターのヒッチメンバーを作成した際に950登録すると言いましたが、ようやくできたので書きます。

トレーラーを引くためには、トレーラー、引くよ!という登録が必要です。
それを通称950登録と言います。

この950登録では、被牽引車両の総重量等が指定されます。
引っぱるクルマが軽かったりブレーキが弱かったりすると引けるトレーラーの総重量も小さくなります。

ということで色々計算して950登録いきます。

所要時間は1〜2時間程度、費用なし。

事前準備

例に倣って牽引可能なトレーラの総重量の計算シートを用いて検討書類を作成したのですが検討書類は不要でした。

一応『牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量計算書』の作成方法を下記に記します。

STEP
自動車メーカーに車両諸元データを貰う

私はマーチ、アトラス、ダイナ、ロードスターの4台分950登録したので、
それぞれ日産、トヨタ、マツダへ請求しました。

日産はメールで直接諸元の問い合わせを送るようです。customer@nissan.co.jp
件名は「諸元問い合わせの件」と記載し、住所氏名電話番号、所有車両の車台番号、初度登録等の情報と950登録のための必要諸元が欲しいと連絡しました。
数日後郵便で諸元表の写しが届きました。

トヨタはお問い合わせフォームがあるのでそちらから必要諸元と個人情報の入力をします。
数日後メール本文に諸元が記載されて送られてきました。

マツダにもお問い合わせフォームがあり、そちらから各種情報を記載しました。
返信は翌日で、950登録にそのまま使えるフォーマットでpdfが送られてきました。
マツダが一番辿り着きやすい上に丁寧で使いやすい返答でした。

STEP
牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量計算書を作成する

国土交通省からフォーマットが出ているのでそれを使用し、各種諸元を代入して計算します。

また、インターネットには色々な方が計算フォーマットを出しているのでそれを利用してもいいかと思います。

STEP
OCRシート、手数料納付書を記入

OCR1号様式、10号様式を用意し、記載変更の申請書を作成する。

こちらも国土交通省よりダウンロードできますので印刷して使用します。

次に補助シート言われるOCR10号様式です

赤字のように記載し、xxxの部分はそれぞれ計算値を書き込みます。

手数料納付書もダウンロードできますのでこちらも印刷して書き込みます。
赤丸で囲った3箇所の記入です。

陸運局で書類を提出する

車検ではないので、自動車を持ち込む必要はありません。適当な乗り物で陸運局に行きます。

まずはじめに、用意した書類と車検証を『検査受付』の窓口に持ち込み、
「950登録がしたい」と伝えます。栃木だと3、4、5番窓口です。

比較的新しい車種だとその場で牽引可能な車両総重量を計算してくれます(自分で計算しても)
古めの車種だと検査レーンにある事務所に行って計算してもらってきて、と言われます。

マーチとアトラスは古いから外で計算してもらってね〜と言われました。

検査窓口、検査事務所それぞれで計算が終わると
自動車検査証備考欄記載事項連絡票というものが貰えますので、手数料納付書とともに登録受付に渡します。

筆者

手数料納付書は書くけど手数料はかからないよ。

提出後数分で新しい車検証ができあがりますので、完了です。

おわりに

冒頭にも触れましたが、ほぼ準備なしで車検証だけ持っていけば950登録できてしまうようです。

陸運局は時期によっては非常に混み合っていますし、自動車屋さんたちの仕事の場ですので、私たちのような素人さんは大人しく、邪魔にならないように行きましょう。

かなりやさしく950の方法を書けたと思います。みなさん参考にしてください。

筆者

車検証が小さくなってしまった。。。

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