DIY★ホイール塗装

こんばんは。オタク君の妻です。
7年前にヤフオクで購入したOZ Racing CRONOを塗りなおしました。

サイズは17インチ6.5Jのホイールで、インテグラDC5に履かせていたホイールです。

目次

はじめに

実はこのOZクロノを塗装するのは2回目になります。
7年前、ボロボロのOZクロノをヤフオクで購入し、
そのときに青空ガレージ・缶スプレーで塗りました。

10万キロも走行し、ボロボロになってきたというのと、
今は昔と違って屋根のあるガレージとスプレーガンを導入したということもあり、
前回よりきれいに塗りなおそう!と再塗装にチャレンジです。

準備

安全のために防毒マスクを購入しました。
サイズがいっぱいある上に、色もたくさんでかわいい~。わたしはピンクのSサイズにしました。

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作業内容

設備が以前より充実しても、塗装前の準備作業を含めると割と長い道のりで、
平日は会社のサラリーマンなので毎週土日にちょっとずつ作業しましたが
完成までは土日×3回分かかりました。
洗車したり、車検準備したりしてたので、ずっとやってるわけじゃないけど、
ぽよん!お手軽に完成!っていう感じではありませんでした。

STEP
古い塗膜の剥離作業

まずは古い塗膜を剥がしていきます。

塗装の剥離には、「サンディングによる剥離」と「リムーバーによる剥離」「サンドブラスタによる剥離」があります。
今回は部分補修ではなくホイール全体を塗装するので、「リムーバーによる剥離」を行いました。

剥離剤は三彩化工の「ネオリバー #160」を使用しました。
#160は刷毛塗タイプのネオリバーの中で一番強力なヤツです。
#100等の他のネオリバーと異なる点は、2液硬化型のウレタン塗料も剥離できるという点です。
前回塗装時に、2液ウレタンの缶スプレーを使用して塗装したのでこちらを選びました。

スケルトンではなく、こっちを選んだのは、スケルトンよりやし~(安い)から。

ジョイホンで買った、適当なニス用の刷毛で剥離剤を塗っていきます。
約5分後、塗装が浮き上がってきたら、スクレーパーでかき落とします。
力を入れなくてもペラペラっと落ちます。
塗膜が厚くて、剥離剤の浸透が不十分であった場合は、もう一回塗布して落としていきます。

たくさんの塗装カスのゴミが発生するので、養生して作業すると後片付けが楽チンです。
塗布→かき落とし→水洗い を2セットでほぼ完全に塗装を剥離することができました。

装備は作業用ニトリル手袋の上に溶剤用の厚手の手袋をして作業しました。
が、なんとなく指先がヒリヒリしました。
手袋は厚手のものを使用したほうがよさそうです。

STEP
足付け

ホイール全体を研いでいきます。剥離剤で微妙に残った古い塗膜も一緒に落としていきます。
#230~#320でダブルアクションサンダーを使って研いでいきました。
ヤフオクで買ったφ50のダブルアクションエアサンダーとアマゾンで買ったペーパーセットを使用しました。
手でやるより断然速かったです。

細かいところやハブボルト穴に足付けするのに便利なものがあったので紹介します。
「ナイロンブラシ」という商品らしいです。モノタロウで購入しました。

これで塗装カスが詰まってる刻印のところも簡単に掃除&足付けできました。

STEP
水洗い&脱脂

足付けしたときに出た余計な粉を水で流しながら、中性洗剤で軽く洗いました。
シリコンオフでしっかり脱脂したら、塗装準備完了です。

STEP
プラサフ塗装

プラサフを塗布していきます。
プラサフは関西ペイントの「JUSTウレタンプラサフ」を使用しました。
関西ペイントを選んだのは、信頼できるメーカーで、やし~からです。
マーチのPANASPORTSも塗る予定なので、1kgのものを購入しました。(500ml使用しました)

シンナーは関西ペイントのレタンPGシンナー(遅乾タイプ)を購入しました。
シンナーは温度によって使い分ける必要があります。
現在7月末。栃木県の間昼間の気温は30度超え。というわけで、遅乾型を選びました。

相性があるので、シンナーは推奨されている同メーカーのものを使用したほうが無難です。
素人なので、関西ペイントの推奨通りのレタンPGシンナーを購入しました。
Amazonだと、4Lのものから速乾、標準、遅乾、とタイプが選べます。

キッチンのはかりでキッチリと重量を測り、塗料を作っていきます。
ベース100:硬化剤10:シンナー20~40』と記載されていました。
とりあえず、
・ベース250g
・硬化剤25g
・シンナー75g

で混ぜました。
吹いている途中でなくなったので、追加でまた同じ配分で同量作りました。

カップでよく混ぜて、ホームセンターで買った細目のストレーナーで濾しました。

飛んだミストが表につくと汚くなるので、裏から塗るのが基本らしいです。
上が塗る前、下がプラサフを塗り終わったの図です。

STEP
中研ぎ

プラサフを塗った後、研いでいきます。
ソリッドとパール・メタリックで使用する番手が異なるようです。
空研ぎ用、水研ぎ用、手でやるかダブルアクション使うか、等でも使用する番手が違うようです。
今回はソリッドなので、水研ぎ用400番で手で軽く撫でました。

削り粉を落とすために水洗いしました。

STEP
上塗り塗装

買った塗料は、関西ペイントのやし~白です。2液ウレタン塗料です。
500gずつ買いました。
シンナーはプラサフの時に使ったものを使用し、硬化剤は購入しました。

本によると正しい塗装は下記のようです。

1回目:ライトコーティング(薄塗)
2回目:ミディアムコーティング(色決め) 透ける場合は2回
3回目:ウエットコーティング(ざらつく場合はシンナーを追加)
4回目:ムラ消し(半艶になったときにエア圧高めでさらっと吹く)

ベース100:硬化剤10:シンナー50~70』と記載されていました。
シンナーの分量は最初中央値60で作りましたが、気持ち多めに入れたほうが塗りやすかったです。

色が入ったら、ウエットコーティングです。
関西ペイントの説明書にシンナーを10%追加と書いてあったので追加しました。

ムラ消しっていうのはちょっとよくわかりませんでした…

割とつやつやになりました!色もきれいです。うれしい。500g使い切りました。

ガーン。垂れました。回転すればわかんないからセーフ!

STEP
塗り分けのためのマスキング

中を黒く塗るとカッコいい~。というわけで、塗ります。
またまた関西ペイントのやし~黒です。

マスキングして塗っていきます。

白同様にベース250gで、記載通りの配合『ベース100:硬化剤10:シンナー50~70』で塗料を作りました。
とても余りました…。そのへんに落ちてたインテグラの純正マフラーも黒くしました。

マスキングを外した後は黒と白の間にできた段差はやすって落としました。

STEP
OZステッカーを貼ってクリア塗装

とりあえず一回水洗いして、段差を落とした時のゴミを流しました。
よく脱脂してOZステッカーを貼っていきます。
これを買いました。やすいし、メタリック?っぽくてよかったです。

クリアも関西ペイントで合わせて買いました。
記載の配分どおり、ベース250g:硬化剤25g:シンナー100gでつくりました。
ちょっと余ったので、インテグラの純正マフラーをつやつやにしました。

じゃーん!つやつやです。

STEP
コーティング

せっかくきれいにしたので、ダストで汚れないようにコーティングしておきました。
PITWORKのホイールコーティング剤を使いました。
これで車5台分、12か月持続するらしいです。そう考えるとやしい!
車をたくさん持ってる方にオススメです。
ディーラーで施工してもらうと、4本で5000円もするようです。期待できます。

STEP
完成~

近所のタイヤ屋さんで組んでもらいました。
ホイールだけ白くって違和感。チャンピオンシップホワイトのほうがよかったのでしょうか?
むしろインテグラを白くしたい。

おわりに

完成まで長い道のりでした。途中で飽きなくてよかったです。

スプレーガンは明治のF-ZEROを使いました。
これしか使ってないのでいいのか悪いのかよくわからないですが、
缶スプレー塗装したときより、ずっと上手くできました。
プロの道具を使った素人って感じですね!

塗装にあたって勉強に使用したのはプロトリオスの「THE 塗装」という本です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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