ダイナ 自家用ダブルキャブ レカロシート取付

ダイナトラックは我が家のグランドツアラーです。

更なるグランドツーリング性能を求めてレカロシートの取付を行いました。

目次

はじめに

新車購入して以来ずっと純正シートにシートカバーを付けて乗ってきたダイナですが、
片道1000kmを越えるような旅となると少し腰が痛くなることが判明したので、シート交換を検討。

シートの交換に際し、最優先事項は車検対応品であること。

また、我が家の6人乗りがレカロにすることで5人乗になってしまいます。
非常に悔しいですが、快適性のために乗車定員を減らす覚悟を決めます。

ということで下記本文になります。

用品選択

KDY2xx系やTRT2xx系などのY200系と言われるトヨエース/ダイナ/カムロードに適合し、
なおかつ強度検討書類等を備えた保安基準適合品を選びます。

今回は大阪のTRIALというショップで車検対応品の商品があったのでそちらを選ぶことにしました。
適合シートはレカロ製のリクライニングシートです。

キャブオーバー型のトラックなので乗降性を考慮しSR-7Fをチョイスしました。

せっかくレカロの高級なイスにするので肘置きも買いました。
左右で30万円も払ったのだからそれ相応の費用対効果を出してほしい。頑張れレカロ

届いた30万円の荷姿

でかいです。

取付

シートの交換は非常に簡単ですが、社外シートへの交換は少々コツが必要です。

運転席側の純正シートの取り外しは運転席側でボルト4本のみ。

運転席前側の取り付けボルト
運転席後ろ側の取り付けボルト

外した純正シートからシートベルトのキャッチを取り外すことを忘れないように。

取付のコツはシートAssyを車体に載せて取付ボルトを指で入れてからレールを揺することです。
微妙にズレた状態で取り付けるとスライドが硬くなるので、この簡単な一手間で全然取り付け後の動きが変わります。

そのノリで助手席も純正シートを取り外し、レカロを取り付けていきます。

助手席座面とシートベルトキャッチ取り付け箇所

まずは助手席の左側、シートベルトキャッチがついている箇所のプラカバーを外してこんな状態にします。

助手席座面下の取り付けボルト
中央席背もたれの取り付け箇所

助手席は座面と背もたれが別体になっているのでそれぞれ取り外し、中央座席の背もたれも取り外します。
レカロシートの取り付けは、純正の座面が取り付いていた4つの取り付け穴を使用しますが、かなり重いので注意が必要です。

シートのレビュー(文字ばかりになります。お付き合いください。)

疲労感について

純正シートはクッションスポンジがボディに乗るだけですが、レカロSR-7Fはシートフレームに吊りスプリングが掛かっており、そこにクッションスポンジが乗っています。これによって車体から伝わる振動や衝撃がかなり減りました。
ですので、イス交換しただけで乗り心地が良くなったというと胡散臭いですが、乗り心地が良くなりました。信じて欲しい。
それだけでなく、張り出したサイドサポートが身体をホールドするので長距離運転時の疲労がかなり軽減されました。

私は肘置きも絶対あった方がいいと思いました。最高です。疲労感が全然違います。
身長が150の奥様のポジションまでスライドさせるとサイドブレーキと肘置きが干渉するので奥様からは不評。
奥様ポジションだと肘置きがリバースギアにも干渉する。本当に不評でした

着座位置について

運転席における、高さ方向への着座位置の変化ですが、確かに純正の着座位置より高くなりますが思ったよりも気にならなかったです。
私自身、着座位置は低ければ低いほどカッコイイと思っているタイプなのですが、このクルマに限ってはカッコいいとかカッコ悪いとかじゃなくて、この位置が乗りやすいと思いました。ベストな高さです。

※ちなみに着座位置の高さ方向はシムで調整できるようになっています。好みに合わせて調整します。

助手席は、めちゃくちゃ高くなりました。そのままでは足の裏がフロアから浮いてしまって太ももの裏が疲れてしまうので踏み台か何かを用意すると楽になります。

シート交換の弊害

シングルキャブですとキャブチルトするから気にしなくていいのですが、ダブルキャブでは助手席がガバっと開くハッチとなっています。
純正シートでは問題なく開くのですが社外シートだとセパレーターバーが干渉します。
ですので、私はセパレーターバーを外してしまいました。貨物室との仕切りという訳ではないので外していても車検は通過するハズです(後で確かめます。)

シートレールについて

TRIALさんのシートレールはスライドピッチが非常に細かく、前後スライドの調整がいい感じに決まります。
あまり気にしていなかったけどスゴイ気に入りました。

おまけ

見た目ですね、左右でイスが揃ってると金持ってる感じしてイイっすね。カッコイイ。
(父親のハイエースにも同じイスがついてる。パパとおそろいのイス)

終わりに

このイス付けて栃木-四国へツーリングを行いました。
30万出してよかった

費用対効果を出すのは難しいですが、休憩の頻度が減るので、工数削減に一役買ってくれます。時は金なり。

ぜひ、お読みの方もイスのために30万出してみてはいかがでしょうか。

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