新日本海フェリーに乗りました(新潟ー苫小牧東)

年末年始休暇に冬の北海道行軍することにしました。
往復共に新日本海フェリーで、新潟ー苫小牧東の便を利用しました。

往路はツーリストBの二段ベッド、
復路はステートBの和室を利用しました。

船酔いの恐怖と戦った私の記録を残します。

目次

乗船券のアレコレ

まず、私は新日本海フェリー公式サイトより乗船券を購入しました。
本来なら購入した際に、『e乗船券 お客様控』という二次元コード付きの書面が表示されますので、印刷しておくらしいですが、私はすっかり忘れていました。

ですので、フェリーターミナルのカウンターにて予約者氏名を告げ、乗船券を発券して頂き、それにて対応しました。

乗船手続き

乗船手続きに際して、通常期は60分前にターミナルに到着するよう案内されておりますので、余裕をもって1時間半前に新潟港に到着しました。(繁忙期は90分前と書いてあります。)

はじめに、フェリーターミナルに到着すると誘導の方に「どこ行きですか?予約はしていますか?」と尋ねられるので、行先と予約の有無を答えます。すると、駐停車場所を指定されますので、指定場所に並べて駐車し、受付にて諸手続きをします。

こんな紙を貰います。ダッシュボードに置いてねって言われます。

受付といっても事前に乗船券を購入していればすぐに終わりますので、あとは乗船時間まで各自待機するだけです。
私はこの間に酔い止めを服用し、心を落ち着かせていました。

ちなみに服用した酔い止めは『アネロン ニスキャップ』です。
インターネットで最強の酔い止めを探してこれにたどり着きました。あとは信じるのみ..と思って服用しました。

運転者は自ら運転し、船内の指定場所に駐車しますが、同乗者はターミナル内の乗船用連絡口より乗船するようです。

ドキドキの乗船です。ゆっくり進みます。

苫小牧東港は、連絡口の故障で同乗者も車両に乗って乗船しました。基本は別々で乗船のようです。

乗船中

私が乗船した日は瞬間最大風速20m近くまであったようで、秋田港は抜港する可能性があると言われるくらいの天候で、何より船酔いが不安でした。

ちなみに乗り物酔いは記憶の限りしたことが無いです。経験が無いからこそ、とても怖いのです。

乗船後、まず急いでお風呂に行きました。16時間以上ある航海は寝て暇を潰そうという算段です。
大浴場は普通です。

船が動揺した際に湯船のお湯がこぼれないよう、バッフルプレートのような仕切りがありました。
とてもいい湯でした。ちゃんと清水で海水などではないようでした。

お風呂を上がった後、乗船券に記載されている自分のベッドを探して荷物を置き、酔い止めの副作用である眠気が来るまで船内を散策します。

船内は退屈を感じさせないように色々飾りつけや乗船記念の記念撮影スポット等あり、ちょっとテンションが上がって記念撮影もしました。

復路に乗った『らいらっく』の正月飾りです。ステキ

窓際まで移動すればスマートフォンの電波も入り、多少通信速度に難はあれどインターネットも使用できました。本当に助かりました。

大型商船?ですので振幅が大きくゆったりとした動揺でした。
エレベーターの下るときみたいなふわ~って感じです。ですがいろんな振動方向でした。
横になっていればいくらか楽かと思います。
乗り物がダメな人はオエ~ってなるんだろうなと感じました。

個室について

往路ではツーリストBという2段ベッドを利用しましたが、復路ではステートBという和室の個室を利用しました。

予約時は復路も2段ベッドだったのですが、思ったより精神的にキツかったので、
帰りの乗船前に受付にて個室の空きがあるか確認を行い、差額を支払って個室にして頂きました。

14,700円 – 8,800円 = 5,900円の差額でした。
正直、この差額なら確実に個室にするな…と思うほど快適な船旅になりました。

ステートB 和室の室内図

狭い部屋、といえばそうなんですが、扉もあって鍵もあって、基本的人権が確保されています。

また、ステートBの和室は窓際で携帯電話の電波が入ります!(超重要)
洋室ですと船内内側になりますので窓が無く、セルラー通信は不可です。

この広さですが基本定員は3名で、そんなに入ったら厳しいんじゃないか?と思うくらいです。
2名程度での利用なら快適に移動できると思います。

敷き布団は地面か?というくらい硬く、地球になれます。Earth。

また、洗面や湯沸かしポット、お茶セット、浴衣、歯ブラシ等、一通りのアメニティもありますので、ここでカップ麺を啜り、過ごさせてもらいました。
※水道はしっかり清水です。飲んでもOK

換気設備が貧弱で、カップ麺を食おうものなら凄いニオイになってしまいますが、そこは我慢。

総評

冬の日本海、船酔いへの不安が大きかったですが、“私と奥様は” 全く酔いませんでした。
元々乗り物には強い方ですが、念のために酔い止めの『アネロン ニスキャップ』を服用していました。
快適な船旅になってよかったです。

カプセルが大きいので苦手な方は『おくすり飲めたね』 で流し込みましょう

とはいえ、往路の強風の際には歩くのが大変なくらいには揺れ、他の乗客は真っ白な顔して船内を歩いていたり、トイレの近くを通ると催している音声が頻繁に聞こえました。(2段ベッドの部屋だと微妙に聞こえる)

乗り物酔いしづらいと思っていても、事前に酔い止めを服用し、個室という安全空間を確保すれば快適に過ごせるのではないかと思います。

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