NCロードスター RX-8ナックル 流用 加工ナックル 切れ角アップ!

ロードスターでドリフトがしたい、オタクです。

RX-8のナックルをショート加工し、切れ角アップです。

目次

はじめに

ドリフトが手軽にできそうということで買ったNCロードスターです。

楽しくドリフトできるように切れ角アップし、スピンしないようにします。

下手くそこそ加工ナックルだと思います。
僕は機械式デフ組む前にナックル組みました。

ナックル調達・加工依頼

RX-8のナックルはNCのナックルより剛性が高く、ハンドルがブルブルしなくなるらしいのでRX-8ナックルを探します。

また、RX-8のものでも前期と後期でジオメトリが異なるらしいです。
実測はできていませんが、後期のものだとNC前期のものと同じジオメトリらしいのでRX-8後期のものを買いました。

次にナックルの加工を行っていただきます。
私は京都にある『サンニーワークス』さんに加工いただきました。

加工納期は1ヶ月ほど。お値段は15000円(2022年当時のものです)(激安!)
ブレーキホース等の延長も必要なし!

加工ナックルの比較

上図の右側にあるのが加工済みナックルです。
写真を見て明らかですが、タイロッドエンドが取り付く腕が短くなっています。

腕が長ければ長いだけハンドルは軽くなりますが、動作範囲は狭く(=切れ角少なく)なります。
今回は短く加工して頂いたので操舵感は重くなりますが、切れ角が増える、ということです。

また、RX-8のナックルですので左側に置いてあるロードスター純正ナックルより骨太に見えるかと思います。
これでステアリングのプルプルする感じが抑えられるはず・・・!

作業

ナックルが届いたら早速交換作業です。
交換作業は文字で事細かく書く必要は無いほど簡単なのでかいつまんで解説します。

あった方がいい特殊工具はボールジョイントプーラーハブプーラー(スライドハンマー)です。
後でリンク貼ります。

STEP
準備

車両をジャッキアップし、タイヤ、ショック、キャリパー、車速センサ等を外していきます。
キャリパーは邪魔にならないところに吊っておきましょう。

ここまでは手工具で問題なく外せるかと思います。

STEP
ハブベアリングAssy取り外し

ブレーキローターを外します。

ナックル背面からハブAssyを留めているボルト4本を数ミリ緩めます。
全部外してしまうとハブが外れた弾みで色々危険なので緩める程度にしておきます。

ここでスライドハンマの出番です。
ハブに取付け、ちょっとずつハブAssyを引き出して緩めたボルト座面が当たるまで引きます。

ハブがちょっと動いてしまえばあとは背面のボルトを抜き、気を付けながら最後まで引き抜きます。

ついでにバックプレートも外します(ハブと共締めになっています)

STEP
アーム類取り外し

ロアアーム、アッパーアーム、タイロッドを外します。

各アームを締結しているナットを緩めます。(これも外しちゃだめだよ!
あんまり大胆に緩めると外れた時大きな音が鳴ってビックリします。私は大きな音が苦手です。

手工具だと共回りして緩まない可能性もありますのでインパクトレンチがあると安心です。

下図はナックルも外れてしまっていますがボールジョイントセパレータでうまく外した図です。

STEP
ナックル交換

各アームが外れたらもうナックルも外れますので、加工品に置き換えます。

アームを刺してハブを付けますが、バックプレートの入れ忘れには注意です。
私はバックプレート入れ忘れて二度手間になりました。

ハブは叩き入れたり出来なさそうなので、少し長めのM10細目ネジを探してきて締結面からネジでゆっくり入れました。
純正のハブ固定ボルトだと微妙に長さが足りません。ハブ圧入用にネジを用意しましょう。

STEP
復元

STEP1で外した部品を戻し、完成です。

タイロッドの位置関係がズレるのでアライメントの調整は必須です。
確かめちゃくちゃトーアウトになりました。

全開切った時の接地を確保するためにキャンバーはめいっぱい付けました。
タイロッドの調整幅がキャンバー付ける方向にしないと足りなくなりますので、注意が必要です。

ちなみにアライメントは目検です。スケールさえ使っていません。
勘でステアリングセンターも出ましたし、まっすぐ走ります。人間の目は正確なんだなあ。

性能の評価

へっぽこプライベーターなのでターニングラジアスゲージを持っていません。(買ってくれる人募集中)
切れ角の変化は写真から感じ取ってください。

純正ナックル
加工ナックル

いかがでしょうか。写真だと微妙な感じしますね。

純正ナックルの時履いていたホイールで全開にするとホイールの内側がロアアームに干渉するので、確実に切れ角は上がっています。

17インチ8J+38のTC005ですが、ジャッキアップ時に全開にするとアームに干渉します。
1G接地時ではギリギリ避けるっぽいです。(フルカウンター時は勢いでちょっと干渉するっぽいけど)

接地時前切り

やはりシルビアやツアラー系のような進化しまくりのナックルには及びませんが、街乗りからエンジョイドリフトでは全然これで満足です。

走行姿勢

上図はスピンモード入っていますが、まあこのくらい切れれば満足です。
街乗りでも駐車やUターンが楽で仕方ないです。

使った特殊工具

締め

またお金を使ってしまって大変なことになってしまいました。

切れ角もアップし、街乗りでの犠牲なくクルマが仕上がったのでとてもいい買い物でした。

あとは機械式デフを・・・。
いつになったら買えるのだろうか(貯金ゼロ)(住宅ローン残り30年)(低賃金)

走行動画(2023/07/04追記)

実際に走ってみた動画の編集を3億年ほどかけてやりましたので、ここに供養します。
ヘタクソですが。

ナックルのみ組んだ時のジムカーナ

ナックル + キャンバーカラーを組んで筑波1000

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアして頂いても構いませんにょ。
  • URLをコピーしました!
目次