にぱー☆オタクなのです
第二級陸上特殊無線技士という資格をCBT方式のテストにて取得しました。
その記録を書き綴ります。
背景
いきなりですが、私は無線を趣味で嗜むわけでも業務上使用するわけでもありません。
しかし、現在勤務している会社の福利厚生で自己啓発のための資格取得資金の援助があったため、イイ感じの資格を取得してみようかと決意しました。
イイ感じの資格とは?
1.かっこいい
無線技士…素敵な響きです。
更に総務省所轄の国家資格です。国家資格。
2.簡単
出題が無線工学と法令なのですが、どちらも自分の脳みそでも何となく理解できそうな内容でした。
無線工学は学生時代には履修していませんが、試験対策本を購入すればいけるだろう。と思いました
また、年齢制限等の受験資格が特になく、実務経験や学歴に乏しい私にも安心。
3.受験会場が近い
CBT方式と言って、コンピュータを用いて試験を行います。
会場はCBT対応のパソコンスクールなどがあり、47都道府県で300箇所程度あるそうです。
※執筆時の情報で、詳細はこちらより確認ください
受験日や時間なども各テスト会場によってまちまちですが、ほぼ毎日やっているところもあるようで、かなり自由度が高いです。
受験申込
受験申し込みは簡単です!
CBTSの受験者用サイトよりアカウントを作成し、各種情報の入力後クレジットカード決済にて受験料を支払いました。
受験料は5,600円
勉強期間が1ヶ月欲しかったので1ヶ月後の土日を受験日として申し込みました。
試験対策
Amazonにて二陸特の試験対策本を購入しました。
内容は基礎から載ってはいますが、基本は試験対策ですので覚える箇所はココ!みたいな記述が多く、一通り読み進めれば合格できるようになっているような気がします。
私の場合は毎日30分~1時間程度読み進め、3週間ほどで読み終えました。
初めての分野なので進んだり戻ったりを繰り返していたのでゆっくりです。ゆっくり。
また、最後の1週間はインターネットに転がっている二陸特の過去問をひたすら解く。分からない部分は本で確認する。を繰り返して本番に臨みました。
試験内容は無線工学12問、法令12問の多肢選択式です。最悪の場合分からなくても回答は出来ます。
基本は暗記でどうにかなってしまう内容で、原付免許なんかより簡単かと思います。
私は個人的に無線分野への興味が湧いてきたのでなるべく暗記で済まさないように丁寧に勉強したつもりです。
試験について
CBT試験では試験時間が1時間で終了次第退出可能とのことでした。
受験に際し、計算用の鉛筆とA4の白紙が1枚配られ、受験番号の入力方法を始めとするPCの操作方法を説明されました。
ガイダンスに沿って操作していると、例題が出題され、試験環境の確認ができます。
試験環境の確認が終われば任意のタイミングで試験開始できます。
私の場合、開始5分もせずに全問回答が終わってしまい、なんとなく見直しをしてすぐ退出してしまいました。
過去問で見たような出題内容で、1問のみ、見たことのない出題形式でした。(内容は勉強しているので分かりましたが)
結果
120点満点中120点でした
試験終了後、結果の紙が印刷して渡されます。
一応合格ラインではありますが、『合格』と通知が出るのは1~2週間後とのことです。
私の場合、受験からちょうど1週間で結果が郵送されてきました。
免許証の申請
合格しただけでは無線従事者免許証が発行されないので、受験番号等を記入した免許申請書と返信用封筒を同梱してを管轄の総合通信局等に郵送します。
書式は総務省 電波利用ホームページに記載されていますのでご確認ください。
私はレターパックライトに記載した申請書と返信用封筒を入れて発送しました。
以下が免許証発行に際し支払った費用です。
- レターパックライト 370円
- 定型郵便 50g以内 94円
- 特定記録 160円
- 収入印紙 1,750円 (免許証発行手数料)
返信用封筒は普通郵便でもいいそうですが、追跡のできる特定記録としました。
郵便受けに配達してくれますし、利便性は高いです。
封筒に赤字で『特定記録』と記載し所定の切手を貼ればいいらしいです。
免許!着弾!
じゃじゃーん!
自動車免許証と同じサイズで、プラスチック製の高級感のある免許証でした。
官公庁発行の写真付き身分証明書ですので、本人確認書類としても使用できるようです。
(ちなみに奥様も受験して奥様も合格なさりました。おめでとう!)
何に使うの?
防災無線や警察官が使用する速度探知機(ネズミ捕り)、または産業用ドローンなんかの操縦や従事ができるそうです。
しかし、私も奥様も仕事ではどれも使用する機会は無さそうでした。
使い道はどうであれ、二陸特の合格体験記でした。